皆様こんにちは。仙台市蒸気機関車C601保存会です。
さる8月10日、仙台市社会福祉協議会様主催「2024夏のボランティア体験会」を実施いたしました。募集は中学生以上を対象にしたところ、高校生や専門学校生10名の方が応募してくれました。はじめに自己紹介と参加の志望理由を伺い、保存会からはC601が仙台市に保存された経緯や蒸気機関車の歴史や仕組み、保存伝承していくことの大切さや難しさについてスライドを用いて説明させていただきました。そのあと実際に機関車に触りながら、車両の各部や運転の仕方の説明、安全保護具を装着して機関車の上に乗り、清掃をする際の様子を疑似体験していただきました。
就学生の方を対象にしたボランティア体験会は当会では初の試みだったのでどのくらいの方に興味をもっていただけるか不安でしたが、多くの方にご参加いただけて良かったです。
参加者の皆さんは、実際にSLに乗られた経験はなかったものの、幼い頃から近くにSLが保存されていて、家族や友達と遊んだり見に来たりという思い出や親しみがあったり、鉄道が好きで何か自分も鉄道に関する事をしてみたいという方もいて、このSLを残したい、これからも守り後世に伝えてゆきたいという想いを感じました。この先にSLを遺していくため、彼らのような若い人たちのアイディアも活かしていきたいですね。