再整備へ
市民の大歓迎を受けて西公園に設置された機関車でしたが、その直後から心無いイタズラで車体の一部を壊されたり、部品が盗難に遭ったりして荒廃が進んでおりました。折しも仙台地下鉄の東西線開業に合わせた西公園再整備計画が平成17年度から始り、平成25年度にコンセプトを「C601を中心とした特徴的な歴史的広場空間の創出~昭和レトロの空間づくり」とする広場の整備計画が作成されました。これにより車体修復とシェルター(屋根)の新設や広場の舗装デザインが施され、工事は平成28年10月に完成しC601をシンボルとした広場をC601広場(ろぐまるひろば)と命名されました。
活動開始のきっかけと保存会の発足
仙台市の再整備で綺麗な姿を取り戻したこの機会に「鉄道遺産として末永く良好な状態で保存されることを期して保存会を設立しよう」との機運が高まり、予備調査で100名を超す参加者が見込めましたので2016年3月から9月にかけた保存会設立準備委員会の準備活動を経て2016年10月22日に本会が発足しました。